バックボーンネットワークとファシリティ
高速・大容量のバックボーンネットワーク
国内最大級の規模となるさくらインターネットのバックボーンネットワークは、日本国内の代表的なIXや数多くの大手ISPと東京・大阪で接続を行い、高い可用性と圧倒的なトラフィック配信能力を実現しています。対外接続の総計は、データセンター専業事業者としては最大となる232Gbps。各データセンター間もギガビット以上で接続されています。
対外接続
内部ネットワーク
さくらインターネットバックボーンネットワークの詳細は、ネットワークマップのPDFをご覧ください。
さくらインターネットデータセンターのファシリティ
東京と大阪にあるさくらインターネットのデータセンターはすべて自社運営。堅牢なファシリティに冗長化された電源と拠点間を結ぶネットワーク、万全のセキュリティ管理がされた設備で運用しています。
制震・耐震・免震構造の設備とハウジングラック
大規模地震にも耐える、制震や耐震、免震構造を採用したデータセンター専用設計の構造です。また、ラックにもデータセンター専用の高性能ハウジングラックを使用しています。
無停電電源装置(UPS)
データセンターへの受電は一般とは異なる特別高圧スポットネットワーク3回線受電方式を採用。n+1の冗長構成の無停電源装置による、万が一のバックアップと安定した電力を供給し続けます。
非常用ガスタービン式発電機
万が一の停電の際にも、電力供給は瞬時にUPSのバッテリーに切り替わり、同時に発電機が1分以内に起動し安定した電力の供給を開始します。無給油でも約2日間の連続供給が可能です。
空調設備
冗長構成のデータセンター専用高効率年間冷房空調機を使用し、常に室温が一定となるよう管理しています。床下吹出方式を採用し、ラック内へ冷気を供給しています。
防火・消火設備
防火壁構造や、高感度火災予兆検知システムの採用により、焼損事故につながる恐れのある段階で異常を検知します。万が一の場合でも、新ガスによる消火設備により、センター内の酸素濃度を下げ消火します。
セキュリティ
データセンターへの入退室や施設内およびラックの施錠はもちろんのこと、非接触ICカードや生体認証を採用しています。また、監視カメラによる24時間365日の監視も行っています。
※ここでは弊社データセンターの代表的な設備をご紹介しております。全てのデータセンターが同一の設備ではございません。