独自SSL [IPアドレスベース/SNI SSL(ネームベース)]
独自SSLはお客様が取得したSSL証明書を利用できるサービスです。
独自ドメイン名のままで暗号化通信が行われ、共有SSLよりも信頼性や安心感の高い安全なサイトを運営することができます。
ページが移ってもお客様の独自ドメインを表示
お客様の独自ドメインが表示されるため、ウェブサイト訪問者へ安心感を与えられます。
SSLを利用したウェブページ(お申し込みページやショッピングカードなど)にページが移っても、URLはお客様ドメイン名のまま変わることなく表示することができます。
独自SSL | 共有SSL | ||
---|---|---|---|
IPアドレスベース | SNI SSL(ネームベース) | ||
https://○○.com (独自ドメイン) https://XXX.○○.com/secure (独自サブドメイン) |
https://secure○○.sakura.ne.jp/xxxx.com | ||
お客様のドメイン名と同じURLが表示されます。 ウェブサイト訪問者へ安心感を与えられます。 |
当社のドメイン名(sakura.ne.jp)が表示されます。 SSL通信による情報の保護機能は独自SSLと同等です。 |
特長
お客様が取得したSSL証明書を利用できる
SSL証明書は当社サイトからお申し込みいただけます。すでに他社で利用しているSSL証明書の持ち込みも可能です。
SSL証明書を取得する | 他社で利用しているSSL証明書を使用する※ |
---|---|
さくらのSSL(SureServer for SAKURA)はもちろん、各社数種類のSSL証明書からお選びいただけます。 | コントロールパネルから設定することができます。 詳しいインストール手順はこちらよりご確認ください。 サポートサイト 独自SSLにて他社で取得した証明書を使用する
|
人気のスタンダードプランから独自SSL[SNI SSL(ネームベース)]が利用可能
スタンダードプランなら月額515 円から独自SSL [SNI SSL(ネームベース)]がお使いいただけます。
※SNI SSL(ネームベース)は一部の古いブラウザが対応しておりません。SNI対応ブラウザをよくご確認ください。
ビジネスプロプランからは独自SSL(IPアドレスベース)が利用可能
独自SSL(IPアドレスベース)なら、SNI SSL非対応のブラウザやウェブアプリケーションでも安心してお使いいただけます。
独自SSLと共有SSLの比較
独自SSL | 共有SSL | |||
---|---|---|---|---|
IPアドレスベース | SNI SSL (ネームベース) |
|||
表示されるURL | お客様の独自ドメイン名 ウェブサイト訪問者へ安心感を与えられます。 |
当社所有のドメイン名 | ||
対応ブラウザ | ○ 様々なブラウザやフィーチャーフォン(ガラケー)にも対応! |
△ SNI対応ブラウザについて 必ずご確認ください |
○ | |
対象プラン | ビジネスプロ以上 | スタンダード以上 低コストではじめられます! |
スタンダード以上 低コストではじめられます! | |
手軽さ | △ SSLサーバ証明書の取得が必要です |
○ すぐに利用できます |
||
SSLサーバ証明書 | お客様所有の証明書 | 当社所有の証明書 | ||
設定方法 | コントロールパネル | コントロールパネル |
対象プラン
レンタルサーバ
プラン | さくらのレンタルサーバ | さくらの マネージド サーバ |
さくらの メール ボックス |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | ||||
独自SSL | IPアドレスベース | - | - | - | - | ○標準 | ○標準 | - |
SNI SSL (ネームベース) |
- | ○標準 | ○標準 | ○標準 | ○標準 | ○標準 | - |
SNI対応ブラウザについて
SNI SSL(ネームベース)は一部の古いブラウザはSNIをサポートしておりません。
以下ブラウザにつきましては、お使いいただけます。
- Internet Explorer7 (Windows Vista)以降 ※WindowsXpは非対応です。
- Mozilla Firefox 2.0 以降
- Google Chrome 6 以降
- Safari 3.0 以降
- iOS 4以降の MobileSafari
- Android Honeycomb 3以降
- Windows Phone 7以降
ご利用にあたって
このサービスは、対象プランで利用できる標準機能です。
利用方法について詳しくはサポートサイトをご覧ください。
ご利用上の注意
- 共有SSL、独自SSLで利用している同一のドメイン(コモンネーム)とSNI SSLを併用することはできません。(排他処理)
- httpsでのみ利用可能です。SMTP over SSL や POP over SSL などのメール機能についてはご利用になれません。
- 初期ドメイン、さくらのサブドメイン、さくらのブログでの利用はできません。
- マルチドメイン証明書やワイルドカード証明書のような複数のドメインをカバーする証明書は利用できません。
- 他社から証明書を移す場合、サーバ証明書とその対となる秘密鍵を用意する必要があります。
- 持込されたSSL証明書の管理はお客様管理となります。
- 同一のドメイン(コモンネーム)の場合、独自SSLとSNI SSLの併用はできません。
- 共有SSLでは環境変数の扱いに一部制限があります(mod_rewriteの扱い等)
関連情報

さくらのナレッジ SNIで1台のサーバ上に複数のSSLサイトを運用 – 前編
ご無沙汰しております。細羽です。 昨年、AndroidにおけるSNI対応状況という記事で、SSL/TLSの拡張仕様であるSNI(Server…