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さくらのネットワークはなぜ速いのでしょうか?
最大の理由は、「全て自社バックボーンだから」

    よく、たくさんのバックボーンを掲げている事業者がありますね。
    でも、よく見てください。本当に自社で持っているネットワークなのかどうかを。
    詳しく見てみると、大半の事業者は、バックボーンを持っているのは別の大手回線業者で、実際にはその大手回線業者に100Mbps接続とか200Mbps接続だけなのです。
    それなのに、バックボーン図はあたかも自分のもののように書いているのです。
    これだと、速度が出ないばかりか、回線障害にも非常に弱く、確実性は望めません。

では、3つの速度の秘密を見てみましょう

理由1・・・IXに1Gbpsと100Mbpsで接続しているから

    さくらのバックボーンは、インターネットエクスチェンジ(略してIX)であるJPIX(東京)に1Gbps、NSPIXP3(大阪)に100Mbpsで接続しています。
    IXとは、プロバイダやデータセンター同士が相互接続協定(ピアリング協定)を結んでトラフィックを交換するための設備のことで、 JPIXやNSPIXPは大手プロバイダが軒並み接続を行っており、日本のインターネットの中心とも例えられています。
    なお、ピアリング協定を結ばなければトラフィックの交換が出来ないわけですが、 さくらインターネットでは、大手プロバイダの大半とピアリング協定を結んでおり、次のトラフィックグラフにより交換の様子を見て取れます。


    2001年7月5日現在でJPIXでは210Mbps程度の交換がされており、それはなんとJPIXから出て行く約8%ものトラフィックがさくらインターネットからのものだということになります。
    → 参考: JPIXのトラフィック動向
    ※ 協定上の都合によりピアリング協定の詳細については公開できませんのであらかじめご了承願います

理由2・・・大手ISPに高速な接続があるから

    さくらのバックボーンは、IXの他に大手ISPへたくさんの高速接続を持っており、それらは全て互いのバックボーンに直結されています。

    • インターネットイニシアティブ(IIJ)

    • IIJは、日本国内における老舗ISPであり国際系も充実した信頼性の高いネットワークを提供しています
      さくらインターネットでは、東京50Mbps、大阪30Mbpsで直接接続しています。

    • 大阪メディアポート(OMP)

    • 関西のプロバイダの多くが接続しており、ケーブルテレビのネットワークZAQもOMPに接続されています
      さくらインターネットでは、大阪100Mbpsで直接接続しています。

    • グローバルクロッシング(GC)

    • 国際回線に強いISPで、米国Yahoo!なども配下に持つ国際系ISPです
      さくらインターネットでは、東京20Mbpsで直接接続しています。

    • ケーブルアンドワイヤレスIDC(CW-IDC)

    • 国際回線に強いISPで、データセンタとしても有名です
      さくらインターネットでは、東京100Mbpsで直接接続しています。

    • メディアエクスチェンジ(MEX)

    • 東京におけるデータセンター運営で多数の実績を持っています
      さくらインターネットでは、東京100Mbpsで直接接続しています。

    • ユーユーネット(UU-Net)

    • 国際回線に強いISPで、米国においてインターネット創世記からある老舗ISPです
      さくらインターネットでは、東京45Mbpsで直接接続しています。

    ところで、これだけのバックボーンを低価格で提供できるのは、 たくさんのお客様のコンテンツをお預かりし、大手ISPとコンテンツ配信に特化した大容量の回線契約を行っているからで、 だからこそ大手より強力なバックボーンが利用できるのです。

理由3・・・バックボーンがギガビット化されているから

    いくらIXや大手プロバイダへの接続が高速でも、内部のネットワークが低速だと意味がありません。 そこで、さくらのバックボーンは基幹部を全てギガビット化しています。

    例えば、東京池袋の弊社データセンターから、代表的なIXのあるKDDI大手町ビルディングの弊社設備までの回線も、 ギガビットの専用線で結ばれていますし、東京池袋・大阪中央の両データセンターとも構内基幹部はすべてギガビット イーサネットで結ばれています。

    構成を簡単に図示したものが右の図です。(実際はもっとたくさんの機器が相互に接続されています)
    一番上に他の事業者やIXなどの外部ネットワークに接続するためのバックボーンルータがあり、 複数のバックボーンルータが別々の外部ネットワークに接続されます。
    そして、バックボーンルータからお客様に直接接続を行う収容ルータへギガビットイーサーネット複数本で接続されます。 通常、この収容ルータが専用レンタルサーバやハウジングのデフォルトルータとして機能します。

    収容ルータから先はサービスによって接続方法が違っていて、例えばレンタルサーバパーソナルの場合やハウジングの速度非保証の場合は、 100Mbpsで接続されたお客様収容スイッチから10Mbpsで帯域集約スイッチに入りお客様の元へ10BaseTのインターフェースでご提供します。
    そして、レンタルサーバのスタンダード等や、10BaseTでご提供するハウジングの帯域保証型サービス、 そしてバーチャルドメインやさくらウェブのサーバなどは、100Mbpsで接続されたお客様収容スイッチから10BaseTで直結されます。
    最後に、100Mbpsでご提供する高速ハウジング回線の場合には、1Gbpsで接続されたお客様収容スイッチから100BaseTXで直結されます。

以上でお分かりいただけたでしょうか

さくらインターネットでは、コンテンツ専用の強力なバックボーンを持っており、 国内大部分の大手ISPには1HOP(弊社の境界ルータから他方の境界ルータまで)でコンテンツをお届けすることが出来ます。
また、レンタルサーバスタンダード及びエンタープライズやハウジングサービス(一部除く)では帯域保証をしているので、 回線の帯域が足りないことを心配する必要もありません。 ※以上のデータは2001年7月6日にまとめたものです。
※回線帯域非保証サービスや共用サーバサービスにおけるスループット及び、帯域保証を越えた通信のスループットについて、保証するものではありません。


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