■ .htaccessファイルによるさまざまな利用方法
.htaccessファイルを設置することによって、各種設定やディレクトリへのアクセス制限・パスワード制限を行うことができます。
.htaccessの影響範囲は、.htaccessを設置したディレクトリ以下すべてです。
※htaccessはWEBサーバーの設定部を制御するファイルですので、記述を誤まりますと、Internal Server ErrorとなりWEBへのアクセスが一切できなくなってしまいます。
使用に際しては十分注意いただいた上でご利用ください
※.htacecss内ではOptionsの指定は出来ません。
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ここでは代表的な使用方法についてご紹介いたしております。
詳細に関しましては各種専門書籍および、ウェブページ等をご覧ください。
特定のディレクトリ以下にアクセスすると、パスワードとアカウントを求めるウィンドウを表示する方法をご紹介いたします。
▼STEP-1 パスワードファイルを作成する
まず、パスワードを記述したファイルを準備します。
Telnetでサーバーへログインして「htpasswdコマンド」を用いてファイルを作成します。
[コマンド書式]
htpasswd [オプション] [パスワードファイル名] [認証ユーザー名]
[コマンド入力例]
% htpasswd -c passwd.file username ←コマンドを入力
New password: ←パスワードを入力（非表示)
Re-type New Password: ←再度パスワードを入力（非表示)
Adding password for ユーザー名.
(カレントディレクトリにパスワードファイルが作成されます) |
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※すでにパスワードファイルが存在しており、ユーザーを追加する場合は -c オプションをつけずにコマンドを実行してください
※htpasswdコマンドを打ち込んでも「Command not found.」と表示される場合は、フルパスで「/usr/bin/htpasswd」と入力してください。
▼STEP-2 .htaccessファイルを準備する
特定のホストからのアクセスを拒否する方法をご紹介します。
.htaccessファイル内に以下の通り記述し、制限をかけたいディレクトリへ設置してください。
Order Allow,deny
allow from all
deny from .test.co.jp
(test.co.jpからのアクセスを拒否します)
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特定のホストからのアクセスのみを許可し、それ以外はすべて拒否する設定をご紹介します。
.htaccessファイル内に以下の通り記述し、制限をかけたいディレクトリへ設置してください。
Order deny,allow
deny from all
allow from .test.co.jp
(test.co.jpからのアクセスのみ許可します)
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弊社バーチャルドメインサーバーではファイル名まで指定しない状態(たとえばhttp://www.sakura.ad.jp/new/ 等)でアクセスすると、最初にindexファイルを読み込み、
indexファイルが無い場合は、ファイルリストを返します。
▼STEP-1 任意のファイルをを用意する
▼STEP-2 .htaccessを準備する
.htaccessファイル内に以下の通り記述し、制限をかけたいディレクトリへ設置してください。
[記述例]
DirectoryIndex index.html /error.html
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弊社ではファイル名まで指定しない状態(たとえばhttp://www.sakura.ad.jp/new/ 等)でアクセスしますと、そのディレクトリの中にあるindexファイルを読み込みこみ、表示します。
それをtoppage.htmlなど、ご希望のファイル名に変えることができます。
[記述例]
DirectoryIndex toppage.html 1234.html aiueo.cgi
(以下ファイル名を列挙) |
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ファイル名はいくつ列挙いただいてもかまいません。左から順にファイルを探していきますので、優先順位の高いものから記述してください。
