さくらのVPSで提供するスタートアップスクリプト「CentOS JupyterLab」に関するページです。
概要
「CentOS JupyterLab」は、さくらのVPSで作成された仮想サーバ上に、統合データ解析環境の「JupyterLab」を構築できるスクリプトです。
Webブラウザからアクセスすることで、簡単にサーバ上のデータにアクセスして分析することが可能です。
仕様
提供プラン | 全てのプラン |
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バージョン | 全てのバージョン |
OS | CentOS7 x86_64 / CentOS8 x86_64 |
注意事項
本スクリプトは、さくらのVPSの「スタートアップスクリプト」機能の一部です。スタートアップスクリプト機能の利用条件やその他詳細についてはスタートアップスクリプトをご確認ください。
「CentOS JupyterLab」は、さくらのVPS 1Gプランで動作を確認しています。より快適なご利用には2Gプラン以上をご検討ください。
「CentOS JupyterLab」の実行完了には約10分程度の時間を要します。サーバの初回起動時後に実行されるため、完了までしばらくお待ちください。
JupyterLab へのアクセスには、推奨ブラウザ「Google Chrome 」をご利用ください。
JupyterLab で保存したデータは保存先は「/home/jupyter/」です。
利用手順
CentOS JupyterLab 利用時の設定
スタートアップスクリプト | 「JupyterLab」を選択します。 |
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Jupyterのログインパスワード設定 | Jupyter へログインするためのパスワードを入力します。 |
Port番号変更 | 49152〜65534の間でポート番号を指定します。(デフォルト:49152) |
JupyterLab へのログイン
JupyterLabのURL | 「http://さくらのVPSのIPアドレス:ポート番号」を入力します。 |
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Password | 「Jupyterのログインパスワード設定」の項目で設定したパスワードを入力します。 |
JupyterLab の操作
メニューバー
JupyterLabで使用可能な機能が表示されています。
File | ファイルとディレクトリに関連する機能 |
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Edit | ドキュメントの編集やその他の関連する機能 |
View | JupyterLabの外観を変更する機能 |
Run | ノートブックやコードコンソールなどでコードを実行する機能 |
Kernel | カーネルを管理するための機能 |
Tabs | ドックパネルで開いているドキュメントに関する機能 |
Settings | 共通設定とエディターの詳細設定に関する機能 |
Help | JupyterLabとカーネルのヘルプリンクのリスト |
左サイドバー
左サイドバーには、ファイルブラウザ、実行中のカーネルとターミナルのリスト、コマンドパレット、メイン作業領域のタブのリストなどが表示されます。メニューバーの「View」から「Show Left Sidebar」を選択するか、アクティブなサイドバーのタブをクリックすることで、タブの開閉が可能です。
メインワークエリア
JupyterLabのメインワークエリアでは、ドキュメント(ノートブック、テキストファイルなど)およびその他のアクティビティ(ターミナル、コードコンソールなど)のタブをメインワークエリア内に配置できます。配置したタブは左、右、上、または下にドラッグしてタブパネルを分割することができます。
JupyterLabの詳細な利用方法については、JupyterLab Documentation をご確認ください。