ストリーミング技術とは、サーバから送られてくる音声や映像のデータを、その場その場で次々と再生する技術のことです。流れるように、という意味から「ストリーミング」と名づけられました。
ストリーミングを使わない場合、ファイルのダウンロードを待ってからでないと再生することができません。これは、ライブ感覚を重視するコンテンツには向きません。実際、一括してファイルをダウンロードしてから再生する場合と比べると、ストリーミング技術を用いて映像ファイルを流したほうが、インターネット上でTVを見るような気軽さで映像を見ることができます。
用途はいろいろ考えられますが、もっとも有望視されるサービスは「中継」番組でしょう。たとえば、地方の自治体が行うイベント。従来であれば、TV媒体を使うことでしかできなかった映像でのリアルタイムな情報発信が、手軽にしかも低料金で行うことができます。さらにいうなら、インターネットは電波と違って届かない場所がありません。世界中どこへでも情報を発信することができます。日本独自の文化行事を、国内に限らず世界へむけて発信する。こんなこともストリーミングを利用すれば簡単にできてしまいます。
ライブや結婚式での応用も考えられます。遠隔地にいて出席できないお客様や親族のために映像を流す。パソコンと電話回線さえあれば、どこにいても会場の臨場感を味わうことができるのです。
また、インターネットのインタラクティブ性を生かしてホームページにチャットや伝言板などを追加、より一体感のある番組づくりをすることも可能です。
このように素晴らしいストリーミング技術ですが、問題がないわけではありません。それは、回線の太さです。映像や音声のデータは、通常データより大きく常に流しつづけられるため、送信回線の太さが十分でないと途中でデータの送信遅延がおこり、映像はそこで中断してしまいます。
弊社では、トータル650Mのバックボーンを持つSRSと連携し、余裕を持った回線帯域を確保。契約チャンネル分の帯域を完全保証いたします。サーバも専用サーバを使うことによって高い負荷に備え、従来高価だったストリーミングサービスを高い品質と低価格でご提供いたします。
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