ロードバランサー

対象プラン

対象プラン

	さくらの専用サーバ
対象	○オプション

特長

L4/L7 レベルの負荷分散処理が選択可能

L4

トランスポート層の情報で分散処理を行います。
TCP/IPの情報で判断するため分散性能が高く、同一IPアドレスからのリクエストを同じサーバに転送するなど、TCP/IPレベルでのセッション維持機能を利用することができます。

L7

TCP/IP層の情報に加えてアプリケーション層の情報で分散処理を行います。
HTTPやFTPなどの情報をベースにした分散処理や、URLに付加されているパラメータを参照した分散処理設定も可能です。

DSR・非DSRが選択可能

料金・仕様

料金・仕様

サービス	料金		タイプ	最低利用期間	納期
	初期費用	月額料金
ロード バランサー	51,223円	13,166円 年間一括支払いの場合は、157,988円	共有	3ヵ月	お支払い確認から5営業日以内

利用目安

CPS（Connections per Second）	利用目安（コネクション数/秒）
L4 CPS	8000
SSL CPS（1024bit）	170
SSL CPS（2048bit）	40
クラスタリング数	利用目安
リアルサーバ	120
バーチャルサーバ	60

（参考）提供機器仕様

モデル	構成	スループット（最大）
A10 Networks AX3030	冗長構成（Active/Standby）	27Gbps

主な分散アルゴリズム

1. ラウンドロビン（Round Robin）

クライアントからのリクエストを順番にサーバに振り分ける。
利用ケース：サーバのスペックが同等な場合など

2. 最小コネクション（Least Connection）

分散対象サーバの中から現在最もクライアントとのコネクション数が少ないサーバに振り分ける。
（コネクションが多い＝高負荷と判断し、コネクション数が少ないサーバにリクエストを振り分ける）
利用ケース：Webアプリのシステム構築環境など

3.重み付けラウンドロビン（Weighted Round Robin）

分散対象サーバの処理能力に応じて分散比率を指定し、トラフィックを振り分ける。
利用ケース：サーバごとのスペック差が大きい場合など

4.重み付け最小コネクション（Weighted Least Connection）

コネクション比率が最も低い分散対象サーバに対してトラフィックが動的に割り振られる。
利用ケース：異なる性能のサーバが混在する環境での使用など

5. 最速応答時間（Fastest Response Time）

分散対象サーバの中から最もリクエストのレスポンスが早かったサーバを選択する。
利用ケース：レスポンスタイムが重要となるサービス（ソーシャルアプリなど）の運用システムなど

6. 最小HTTP要求（Least Request）　※HTTP負荷分散時のみ

分散対象サーバの中から現在最もクライアントとのHTTPリクエストが少ないサーバに振り分ける。

ご利用にあたって

ご契約時の注意事項

以下の注意事項をあらかじめご了承のうえお申し込みください。

• ・専用グローバルネットワークをご利用中もしくは、専用グローバルネットワークと同時申し込みの場合のみお申し込みいただけます。ご利用中の専用グローバルネットワークを上回る数のお申し込みは承ることができません。
• ・東京リージョンではご利用いただけません。

  リージョン/ゾーンについて

  専用グローバルネットワーク

• ・初期提供時におけるロードバランサー管理用IPアドレスは、弊社ルールに則り設定させていただきます。

  ※弊社設定ルールに該当するIPをご利用の場合は、ご指定いただいたIPアドレスに設定いたします。

ロードバランサーの設定について

• ・お客様ご自身で設定が行えます。設定については下記よりご確認ください。

  サポートサイト　ロードバランサー設定について

• ・ロードバランサーの設定代行作業は有料です。
  お申し込みの場合は下記ロードバランサーサービス設定変更ヒアリングシートの内容を記載の上、さくらインターネットまで郵送にて送付してください。なお、お電話でのお申し込みは受付けておりません。

  ※事前にロードバランサーの設定が行われている場合は、削除したうえでヒアリングシートに記載された設定を行います。
  あらかじめご了承ください。

  ロードバランサーサービス 設定変更ヒアリングシート