[更新: 2017年2月16日]
さくらのクラウド パーティションサイズの拡張機能についてのページです。
1. 概要
パーティションサイズの拡張機能は、仮想ディスクのサイズに空き容量が存在する場合、パーティションのサイズをディスクサイズに合わせて拡張を行う機能です。仮想ディスク内に複数のパーティションがある場合は、最後のパーティションのみが拡張されます。
本機能は以下の条件において動作します。(1)および(2)(3)のいずれかの条件に合致している必要があります。
(1)順番が最後のパーティションのファイルシステムが ext2、ext3、ext4 のいずれかであること
(2)パーティションが1つのみ存在するディスクの場合はそのパーティションのファイルシステムが ext2、ext3、ext4 のいずれかであること
(3)仮想ディスクのサイズに空き容量があること
2. 利用手順
ディスクの詳細画面にて「その他のディスクの操作」から「パーティションサイズの拡張」をクリックします。
上記条件に従い、ディスクサイズに合わせてパーティションが拡張されます。
以下ダイアログで「実行」をクリックします。
成功すると以下のような表示になります。
仮想ディスクに空き容量がない場合や、対象のパーティションが非対応のファイルシステムであった場合はエラーとなります。
3. 利用イメージ
本機能の利用イメージを図式化したものが以下の図となります。
以下のように、サーバを運用していくうちにディスク容量が足りなくなってきた際に、既存のディスクから新しいディスクを作成し、パーティション拡張してサーバに接続することが簡単にできるようになりました。