
ビットスター代表取締役の前田章博氏は、さくらインターネットのサービスを顧客に提案する理由を、コストパフォーマンスの高さと柔軟性にあると言います。「もちろん、実機を買ってきて自前のサーバーとして運用したいというお客様もいます。基本的に、こうしたニーズがあるお客様以外には、さくらインターネットのサービスを提案しています。他社のホスティングサービスも利用していますが、さくらインターネットのサービスは特にコストパフォーマンスが高く、柔軟性に富んでいると感じています」。ビットスターは顧客に提案・リセールスするだけでなく、自社のWebサイトで「さくらのクラウド」を、社内のグループウェアで「さくらのVPS」をそれぞれ利用しています。
ビットスターの顧客は、東京のテレビ局や旅行代理店から地元・北海道の中小企業まで、規模も業種も多岐にわたり、顧客が抱える課題やニーズもさまざまです。サーバーの部分には「さくらのデータセンター」を利用しつつ、自社の持つノウハウを付加価値として提供することで、ビットスターは顧客それぞれのニーズに対応していると前田社長は言います。「さくらインターネットのサービスをベースにしながら、SEOや広告制作といった当社の得意とするコンテンツをその上に載せることで、顧客のメリットを最大化できるように意識しています」
例えばSEOの観点では、日々のトレンドと検索エンジンのチューニングに対応していくことが非常に重要です。そこで、ビットスターはVPSやSSLやドメインサービスを広く利用させてもらっています。
「今後はよりクラウドにシフトさせ、サーバーの部分はさくらインターネットにまかせて、当社自身はシステムの監視や運用を行うMSP(マネージメント・サービス・プロバイダー)の領域をさらに注力していこうと考えています」(前田社長)