http://tanaka.sakura.ad.jp さくらインターネット創業日記: 2005年4月アーカイブ

2005年4月アーカイブ

尼崎の列車脱線事故について、福知山線のダイヤが過密であった旨の報道がなされています。
しかし、福知山線のあのあたりでは、一番本数の多い7時代でも1時間に16本程度しか走りません。これは、大阪や東京などの大都市においては、それほど多い数字ではありません。
増してや、今回の9時あたりの列車は、1時間に12本程度です。これは、大して大きい数字ではありません。
東京のJR山手線とか大阪の地下鉄御堂筋線は、2分未満の運行間隔であり、1時間に30本以上やってきます。これに比べれば「過密」ということは言えません。

私は、過密ではなく、ダイヤの複雑さと余裕の無い運転時分が問題ではないかと思っています。
事故の原因は、私にもわかりませんので議論しませんが、今回はダイヤに限って話をします。

今日の晩御飯は、自家製のナンにタンドリーチキン、それと買ってきたインドカレーといった、インド料理でした。といっても、私はあまり手伝ってなかったのですが・・。(ごめんなさい)
しかし、やっぱりインド料理を自宅で作ると言うのは、難しかったようです。
買ってきたインドカレーがおいしくなかったこともあり、次は店に行こうかということになりました・・・。

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久しぶりにドラえもんを見ました。
私は、ドラえもんが好きで、アホみたいに「ぼく、ドラえもん」を年間購読してしまったほどです。
しかし、キャラクターの声を聞いた時点で、違うアニメのように見てしまいました。
やはり、27歳の私としては、アニメのドラえもんが記憶の中に色濃く残っていて、それが変わった時点で連続性が途絶えてしまいました。仕方が無いこととはいえ、少し寂しい気がします。

マンションを買うか・・?」で紹介していたマンションの、マンションギャラリーに行ってきました。
住友不動産が販売しているものですが、JR西日本もかんでいるというのが、時期的に少し気になります。もちろん、それとこれとは別の話ではありますが・・・。
ちなみに、マンションギャラリーは、家宅捜索を受けたJR西日本大阪支社の駐車場にあります(右の写真)。物件自体、もともとJR西日本の社員寮だった場所のようで、立地条件的にはとてもよいのですが・・・。

オレンジニュースというサイトで、「ダウンタウン松本人志のお兄さん登場」の記事を見つけました。
これって、「なんや〜かんや〜ゆうても、親孝行やで。松本ひ〜と〜し〜」って歌を歌ってた、とぼけたにいちゃんといっしょか?

リクナビのTECH総研の記事ですが、やり手そうな、雰囲気です。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03500.jsp?p=lwj018

日勤教育

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JRの日勤教育の実態について、報道がされ始めました。
4/25の列車事故と、4/27のJR西日本社員の記事で書きましたが、現場へのプレッシャーは非常に高いことを、以前から聞いていました。
現状の報道姿勢は、好きではありませんが、運転士の糾弾のような雰囲気が若干収まったようで、少し安心しました。

今回の事故で、運転士が生き残ったとして、やはり刑事告訴は避けられなかったとは思います。しかし、個人を追及しても、問題は全く解決しません。それよりは、経営者が安全を軽視する、いや安全はデフォルトで付いてくるといった考え方を変えなければ、根本的な解決には至りません。
多くの方が亡くなられ、大きすぎる代償となりましたが、信楽高原鉄道事故や救急隊員死傷事故などでも変われなかった体質が、これを機に変わることを期待します。

オラクルについてのメモ
最近、販売管理システムが遅いので、システム担当の協力を得ながらチューンナップなどしています。

その中で、いくつかをまとめました。

今日、昼御飯を食べに言った後に、撮ったワンショットです。どうやら、不発弾が埋まっている箇所のようで、ゴールデンウィーク中に撤去を行うそうです。
地下鉄が運休となり、高速道路も通行止めになるようで、影響の大きさが伺えます。
終戦から60年が経とうとしている、街角での風景でした。

TVで、関西圏におけるJR西日本と大手私鉄の競争が出ていました。
その中で、スピードのJRと値段の私鉄と言うのが出てきます。
しかし、確かに通常の切符であればJRの方が高価ですが、定期の場合にはJRが安くなってしまいます。

例えば、大阪から三ノ宮に行くことを考えて見ましょう。

鉄道会社 時間 運賃 定期
1ヶ月3ヶ月6ヶ月
JR 21分 390円 11,960円 34,100円 57,450円
阪急 27分 310円 12,480円 35,570円 67,400円
阪神 29分 310円 12,480円 35,570円 67,400円
※阪急と阪神は、大阪−三ノ宮であれば、どちらか路線の定期でも、共通で利用できます。

今回事故を起こした宝塚からの列車も、普通運賃なら阪急の方が50円安いのですが、定期の場合1ヶ月なら9,760円と11,010円でJRの方が安く、6ヶ月に至っては46,870円と59,460円で、JRの方が1万円以上安価です。

すなわち、速くて安い。食堂と違って、おいしいとかまずいとか定量的に図りにくいものと違い、はっきりと勝負が付く要素です。こうなると、沿線の住民はJRの駅が遠いなどの理由が無ければJRを選択しない理由はありません。

ところで、先ほどの大阪−三ノ宮間はJRの線路のほうが直線が多く、格段にスピードを出しやすい環境にありますが、福知山線に限って言えば並行する阪急に比べて格段にいいということはありません。それでも、スピードアップを続けていたことは、少々怖くも感じます。

昨日、JR宝塚線の快速脱線事故に関する記事を書きました。 → 2005/4/27 列車事故
予想以上の規模の大きさに、ただただ驚くばかりで、犠牲者のご冥福をお祈りします。

今日、私の友人からメールをもらいました。「もう大変だ。うちの会社はどうなってしまうのだろう」という内容です。私が、JR西日本に勤める友人に、仕事は大丈夫かとメールを送った返事です。
あれほどのことが発生してしまい、現場の人たちは本当に動揺し、精神的に不安になっているようです。
鉄道に興味のある私としては、JRで設備を担当している彼から、現場の話は聞くことがありますが、やはり各路線の速度アップに関する話は、よく聞きました。
社是として、スピードアップを標榜し、他の私鉄から客を奪ってきたわけですが、現場にはかなりの無理を強いていたようで、多くの社員が負担を感じていたようです。

今回の事故で、社員も大変です。
もちろん、社会に責任のある会社として、社員が一丸となって、事故に立ち向かっていくことが大事ですが、野次馬のような当事者でもないマスコミによって、遺族も社員も余計な負担を強いられているように見えます。そういえば、突然泣き出してしまった社員がいましたが、相当な精神的負担でしょう。
揚げ足を取るような言動を繰り返す記者の様子を見ていて、個人的にはあまりいい気がしていません。
ただ、JR西日本の対応にも、マスコミと同様に解せないものがあります。
JR西日本は、事故の際、常に自らの責任を回避することに尽力しているように見えます。そして、どうしようもないと思ったときに、突然謝りだしたりします。
信楽高原鉄道(SKR)の事故の際にも、SKR側はすぐに謝罪したものの、JR西日本は最後まで訴訟で対抗しました。救急隊員の事故の際も、最初は責任を回避するそぶりが見え隠れしていました。
裁判のことを考えると、そういった態度に出てしまうことも想像できますが、「公共交通機関」などと証するのであれば、このような態度は到底理解されるものではありません。
例えば、今回の置石の件についても、「うちには責任が無い」という風に、見えた人も少なくないと思います。

会社を作るのは社員ですが、JR西日本の場合は、会社の構成員たる社員は、本当に安全を第一に考えられるような環境にあるのでしょうか。会社が自分のことを守ってくれているという意識を社員がもてず、名実共に使用人になってしまった時点で、JR西日本は一流企業ではいられなくなります。

ところで、そろそろ「定時」「高速」について、よく考え直したほうがいいのではないでしょうか。JALの件でもJR西日本の件でも、スピードアップと定時性が引き金になっていることは疑うべくもありません。
この狭い日本。国民性とはいえ、安全が担保されないまま、満足していても仕方が無いですよね。
もちろん、交通事故の遭遇確率と比較しても、極めて低い確率ではあるのですが・・・

先週のBlog記事において、「中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に」と銘打ち、中国のフィルタリング事情を解説していました。
→ 4/22の記事「中国のインターネットはフィルタリングが徹底的に

そのほかのサイトでも、いろいろと紹介されているようですが、先日の4/22に上海からの帰国前に少々時間があったため、検索などの実験してみたのですが、その結果まとめてみました。

まず、中国共産党がもっとも神経を尖らせているもののひとつ「中国労働党」について検索を行う実験をしました。右の画面は、労働党の中国での表記である「工人党」を Google検索したものです。
見た限りでは、特に制限を行われていることも無く、通常通り表示がされています。

先ほどの場合は、ただの労働党だけだったので、世界各国の労働党が出てしまいましたが、今度は「中国工人党」という文字列で検索を行ってみました。
すると、やはり問題なく表示されます。
ただし、先ほどと異なるのは、なにやら怪しそうな中国政府に不利益をもたらしそうなfreechinaなるURLが、検索結果に見えてきました。こんなものを中国政府は容認するのかいと思いつつも、問題なくリスティングされています。

そこで、実際の内容を覗くべく、Googleのキャッシュを覗いてみることに。
・・・
すると、なんということでしょう!ページが表示されないではありませんか。
中国に持っていっていたのがノートパソコンであり、実際にどのようなパケットが返されたのか分からず、大変残念な思いをしたのですが、とりあえず、表示されないことだけは確かなようです。
ちなみに、VPNで会社に接続して確認したところでは、問題なくキャッシュが表示されます。
日本の皆さんも大丈夫かと思います。→Google検索

次に、最初検索した「工人党」を再び検索します。
すると、なぜか出てこなくなりました・・・。

おまけに、「共産党」と検索しても表示されません。そのほかの日本語キーワードまでが検索できなくなってしまいました。
HTTPアナライザがあれば詳細が分かったのですが、タコのMSIEなのでエラーがまったく分からないのが残念です。

しかし、トップページは表示されるのに、全ての検索ができないとは変です。
なぜだろうと思い「フィルタを行っている機器はL3〜L7に対応したスイッチ式のセッションでの判別をするタイプではないか」と仮定し、ブラウザを再起動することにしました。
セッション管理の場合には、既に開通しているセッションについては制限が掛からず、新規のセッション(新しい接続)に対してのみ制限が掛かるということにも説明がつきますし、MSIEのキープアライブタイムアウトを考えると無い話ではありません。

そこで、ブラウザをいったん終了し立ち上げなおしてみました。
私のMSIEは、ホームをGoogleにしているのですが、見事なまでにエラーとなってしまいました。
やはり先ほどの仮定は正しいようです。私のIPアドレスからは、Googleを使えなくなってしまいました。
ちなみに、VPNで会社に接続すると、Googleはちゃんと表示されています。

皆さんご存知の通り、福知山線(JR宝塚線)で、大きな列車事故(脱線事故・転覆事故)があったようです。

私は、以前宝塚に住んでいましたし、その前はJR宝塚線の終点である篠山口にも住んでいたため、非常によく乗っていた路線でした。それだけに、あれだけ現実離れした惨状が広がっているのが、信じられない状況です。
そもそも、JR宝塚線の尼崎駅へのアプローチは、1997年の東西線開業時(篠山口までの複線化完成)の大幅なダイヤ改正を行った際に、線路も付け替えを行いました。そして、もともとは塚口駅から旧尼崎港駅(福知山線開業時の始発駅で当時は尼崎駅と呼ばれた)までの直線部分から東海道線に渡り線として付いていた線を、下り線に併せて右に大きくカーブするような線形に変更したのです。
その為、私も印象深く、現場については良く覚えています。(マンションが建っているのは知りませんでしたが)

すなわち、下り線だけが走っていた敷地に向けて上り線を曲げるものだから、かなり急なカーブが形成されてしまうことになります。これは、下記の写真の方を見てもらえればよくわかります。もちろん、下り線の方が内側コーナーなので角度は急ですが、東海道本線との分岐点からスピードが上げられないため、さほど危険はありません。しかしながら、塚口側はもともと直線で東海道本線近くまで直線で行く線形になっていることから、スピードがのりやすく、ましてや回復運転中であれば危険な状態になることも想像に硬くありません。
20050425-derail1.png

20050425-derail2.jpg
ただ、私はスピード違反だけの問題ではないと考えています。
「いつもより速度が出ていて、怖かった」という声が多く聞かれますが、JR西日本のアーバンネットワークの主要路線に乗車したことがある人なら、少なくとも速度に関する危機感を持ったことがあるのではないでしょうか。
代表的な例としては、東海道本線の新快速が挙げられます。
新快速は130km/h走行を武器に「速達性」をアピールし、並行する私鉄から客を奪い返しました。しかし、乗車している客は、大概「この電車ちょっと速すぎへんか」と言っています。そりゃ、130km/hも出せばかなりの速度で、東京で速いといわれている京急でさえ、せいぜい120km/hです。この120km/hの速度制限は、JR宝塚線では普通です。
さらに、新快速の中の人の会話はいつもこうです。「この電車ちょっと速すぎへんか?」「でも、阪急よりだいぶはよ着くし、安いし得やで」「ほんまやなぁ」。
なので、直線部分で速いと感じたとしても、それは加速や減速が乱暴だったという運転手のテクニックから「あれっ」っと思った部分もあるのではないでしょうか。

ところで、先ほど急なカーブの話をしましたが、JRが発表している133kmの通過速度上限については懐疑的です。というのも、新幹線程度の精度が無ければ、カーブレールの継ぎ目は若干「しなり」により、完全な連続的曲線になり得ません(もちろん、目で見てすぐに分かるようなものではありませんが・・)。これが、70km/h以下であれば問題にならなくても100km/hを超えると、振動となって車体に伝わります。これに車体が反応してしまうと、浮き上がる感覚が体に伝わります。
新快速の場合も、たまに浮き上がるような感覚がありますが、今回のR300のような急なカーブでなければ、脱線と言う事態にはなりません。
しかし、今回はR300のカーブだったことを考えると、JRが想定する速度より低くても、フランジがレールを超えてしまう可能性はあるでしょう。そうなると、今回のような最悪の事態が想定されます。

また、運転手が落としきれなかった速度にびびって、カーブ部分で非常ブレーキをかけた可能性もあります。この場合、レールを転がることによって逃がしていた力が、逃げ場を失って、机上の133km/h以下でも、脱線させてしまうことがありえます。増してや、現場の映像を見る限り護輪軌条も見当たらず、事故車両である207系はボルスタレス台車なので、日比谷線の事故のときと同じ状況が発生しうるわけです。

福知山線はこの15年で大きく変わりました。
15年前に篠山へ引越ししたときは、まだ2両編成の篠山口行きと、4両編成の宝塚行きが、のんびりと走っている状況でした。しかし、いまは篠山も市制が敷かれ新三田以北の複線化も行われました。さらに、京都の南部も京田辺市の市制施行などが行われ、97年には念願のJR東西線が開通し、福知山線と片町線はひとつの鉄路として結ばれました。
これにより、本数も増えダイヤも過密になり、また尼崎駅への新快速停車による利便性の向上により、福知山線がローカル線でいられなくなってしまったのです。しかし、設備といえば昔のまま。今回事故を起こした207系は、ローカル線色濃い福知山線にとって、唯一アーバンネットワーク加入を誇示できる大切なアイテムのひとつでした。いままで、主要線区のお下がりばかりだったのが、「主要線区」に仲間入りしたのです。
しかしながら、ハードだけでは何事もうまくいきません。JR西日本の駅には「ハートアンドアクション」と掲示しています。これを遂行しなければ、駅に掲げている理念もタダの額縁となるのでしょう。

JR西日本では、列車の遅れにとても敏感です。特に東海道本線については、「阪急」「阪神」「京阪」の3社と戦うことになり、特にそうです。
例えば、塚口から京都に行くとして、いく方法は2種類考えられます。一つ目は阪急の塚口で乗車して十三で乗り換えし京都へ行く方法です。もうひとつは、JRの塚口駅で乗車し、尼崎駅で乗り換えし、京都へ行く方法です。
この際、尼崎駅に延着してしまい、乗客が新快速に乗り遅れると、到達時刻は阪急と変わらない場合があります。ただでさえ、「速さ」で売っているJRとしては遅れは何があっても抑えるべきであり、特に尼崎駅連絡は核となることから敏感になるのです。
そういえば、数年前に救急隊員を死傷させた事故の現場も尼崎駅の近くです。

そんなことがありながらも、安全を犠牲にしながら、今日もスピードアップに励みます。
ところで、JR西日本では、1分以上の延着は減俸の対象です。その歯車のハザマで自殺する人も多いと聞きます。
以下のページは、JR総連の主張です。労組なので、100%信用してみることは危険ですが、ココだけでなく、良く聞く話です。
http://www.jr-souren.com/statemnt/tusin492.htm
運転手を攻める意見も多く、なぜ「オーバーランをしてしまった運転手を乗務させているのだ」という意見がありますが、これは筋違いで責めるべきは無理なダイヤを遂行しなければならない環境を作る会社側で、先頭車両に乗車し、運転手が速度制限を舐めるように走る様子を見ていると、とてつもないプレッシャーを受けているように思うことがあります。

ところで、今後も私はJRのほうが速いので、選択してしまうでしょう。
例えば、大阪から明石まで、JRなら30分ですが山陽電鉄なら1時間かかります。それも料金はJRの方が安いくらいです。宝塚にしてもそうです。阪急は特急が出来てもなお遅い。全く話になりません。

今日も、安全と引き換えに、利益を追求するJR西日本があります。今回のことを機に、本当に変われるかどうかが問われます。体質の改善なくしては、現場だけに災害の原因をなすりつけ、延々と事故を起こし続けることになるでしょう。やはり事故の原因は体質であると思われます。
次があるとすれば、私もさすがに選択の余地はありません。

先日、4月2日に見学に行ったマンションギャラリーに、再び行ってみました。
マンション - 4/2の記事

先日は、半分冷やかしで言ったのですが、今回はまじめに考えようと思い、資金計画やオプション確認、修繕計画や構造等の詳細ヒアリングなどを行いたかったためです。
やはり、高額なものなので、よく考えて買わないといけないし、親からは「うちの家は、マイホーム購入で成功したことが一度も無い」と脅かされているので、なおさらですよ。

まず資金ですが、とりあえず2007年3月完成ということなので、それまでに自己資金をため、残りを15年くらいのローンで行くプランを提案されました。前回は、公庫の35年で提案されたのですが、トータルの払いがあまりにも多いことに驚き、期間短縮を依頼したのでした。
たとえば、Aさんが40,000千円を借り入れするとします。公庫のローンの場合は35年を開催するころには合計で67,000千円近く支払うことになります。でも、それを変動金利で優遇プランなどを併用し2%を切るくらいで実行されれば、15年返済の場合には、46,000千円くらいにしかなりません。その差は21,000円で、融資金額の50%を超えるほど高い差です。
例えば、前者の場合には月々16万程度、後者の場合には月々25万円の返済のとなり、月額で1.5倍程度にしかならないのに、期間は倍をはるかに超えてしまいます。もちろん私の額は例とは異なりますが、少なくとも15年くらいまでのローンで済ましたいなというのが本音です。
もちろん、変動金利の場合には、今後短期プライムレートが上昇することが想像される為、甘くは無いのですが、5年固定などのオプションを付加することもでき、特に15年という短期であれば、現状の長期金利と比較しても、さほどリスクは無いのではないかというのが個人的な感想なのです。
(間違ってたら教えてくださいっ!)

次に、構造なのですが、やはり気になるのが地震の件です。
大阪の場合は、上町台地が安全だとよく言われますが、今回のマンションは松崎町なので、地盤的には悪くなさそうです。もちろん、ある程度の高さの建物の場合には、杭を深く打つので、崩れるようなことはありませんが、阪神淡路大震災の際のように、建物周囲が崩れてしまってライフラインが絶たれてしまうということも発生しかねません。
また、地震の際に高層部では家具が散乱することによって甚大な被害を及ぼすことがありますが、免震のようなので、その点は問題なさそうです。最近では長周期地震動の問題もありますが、立証がなかなか進まない状況では、免震や耐震でない建物で下敷きになる被害と比較して、回答が出せるような状況でもないでしょう。

あとは、防音の点ですが、やはり高層であることから戸境が乾式壁のようで、少々気になるところですが、床面に関しては二重床のようなので悪くなさそうですね。
なお、住宅性能評価(設計評価・建物評価)が取得されるということから、品質については、ある程度担保されそうです。

と、ここまで書いたのですが、中古のマンションはかなり安価に購入できる状況です。
例えば、いま住んでいる大阪市中央区あたりであれば、堺筋本町から5分圏内、90?程度で、築20年程度なら、1500万円以下です。贅沢なリフォームをしたとしても、トータルで2500万円程度でしょう。
さらに、弁天町の有名なタワーマンションである、オークプリオタワーも、隣接するクロスタワーが企画されてからは、下落著しい状況です。
あれほどの人気物件でしたが、90?で3000万円程度になってしまいました。

http://www.nomurahome.co.jp/mansyon/v/
http://www.stepon.co.jp/center/bentencho/32833119.html

わざわざ新築物件を購入する理由も無いような気がするし、難しいところです。

昨日まで出張で疲れが残っていたのか、昼前まで寝てしまいました。
その後も、こないだ購入したA列車(ゲーム)をしたり、片づけを手伝ったりと、ダラダラ過ごしてしまい、気がつけば夕方になってしまいました。
おまけに、朝から御飯も食べずにビールなんかを片手に、ダメな生活をエンジョイしてしまうことに。
せっかくの休みなのに、これではいけないいうことで、梅田のほうに行き、リッツカールトンの香桃(シャンタオ)で食事をすることにしました。

そこで、たまには贅沢してもかまわないだろうと、1985年のボンヌ・マールを頂きましたが、芳醇な樽香の中に、いやらしくない程よい酸味があって、非常にバランスの取れた良いワインでした。
いつも、ワイン自体は自身で買ってまで飲むわけではないのですが、ソムリエがアドバイスしてくれる店ではよく頼みます。やはり、料理によってマッチするワインは変わりますし、個人的にはブルゴーニュが好みではあるものの、料理によってはイタリアワインも捨てがたいものがあります。
なのでソムリエに頼み、満足いくワインを探すのが、ひそかな楽しみです。

ちなみに、最近では中国茶もマイブームです。嫁が最近中国茶に興味を持ったようで、私も感化され、昨日も上海浦東空港で中国茶を買って帰りました。
香桃には、評茶員(中国における中国茶の資格)のスタッフがいて、中国茶のセレクトを行ってくれます。今回は白茶と烏龍茶を頂きました。

そういえば、中国の現地スタッフ(現地会社の副総経理)の奥さんも中国茶の先生だということなので、今度は夫婦で観光として上海に訪問し、いろいろと教えてもらえれ嬉しいものです。

帰国

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無事用件も済ませ、いまから帰ることになりました。
どうやら、上海浦東国際空港のラウンジでは、有線ではあるもののインターネットが利用できるようなので、大変便利です。
さすがに、国際電話でのダイヤルアップは厳しいですから。

とりあえず、16:55(日本時間で17:55)の搭乗を待つことにしましょう。

→ 2005/4/26 Part2ができました「中国におけるフィルタリングの実際

中国では、体制批判やアダルトコンテンツに対する規制が、他国に比べて徹底していることは、皆さんご存知のことかと思います。また、報道機関には必ず国家安全局の職員が詰め、報道は中共によって驚くほど「適切」な対応がされているのも有名な話です。

そのような中にあって、中国においてはインターネットに対するフィルタリングが、徹底して行われていることはご存知でしょうか。
Googleで検索すると・・・

もちろん、中国から国外への閲覧制限が存在することは、知る人も多いと思いますが、予想をはるかに超える国家レベルのシステムが構築されていることは、あまり知られていません。
いま、中国においてホスティングを展開しているのですが、日本国内に存在するさくらインターネットのデータセンターに存在するサーバが、しばしば「中国からのみ」アクセスできなくなります。これは、バックボーンレベルで行われるもので、ブロックされた日本側のサーバから中国のIPへtracerouteを行っても、如何なるIPに対してもアクセスはできません。

詳しい方は、追記の(1)〜(4)をご覧になればわかりますが、IPがブロックされると日本側からのパケットは中国本土に上陸後にすぐ封鎖され、水際で排除していることがわかります。また、中国のホテルのインターネットからは、5ge2-ip-gb-012.online.sh.cn [218.1.4.137] において、経路が振り分けられ、最終的にはパケットが到達できない旨の表示がなされます。

インターネットにおいては、さまざまな方が推測をかかれていますが、フィルタは国際ゲートとアクセス集約ポイントの2種類で行われていると考えられ、フィルタの操作は国家安全局の職員が行っているそうです。これにはキャリアの担当者が関与することができず、どのIPにフィルタが掛けられたか、理由が何かということは知らされることがありません。
なお、国家安全局はこのようなことが行われていることは公にしておらず、直接コンタクトを取ることができません。唯一出来るとすれば「度が過ぎた行為による強制捜査の際」だけです。

ちなみに、中国においては、アクセス系の事業者は必ずフィルタ装置を設置し、それを国家安全局の職員が操作できるようにしなければならないようで、且つアクセス系の免許は内国会社にしか発行されない状況であり、外国会社が半分以上を出資する場合は内国会社でも免許は発行されません。
さらに、中国から海外への接続を持っている会社は、北中国のCNC(China Netcom)と南中国のCT(China Telecom)のみであり、これらの会社は国営企業です。

このように、確実なブロック体制を敷き、キーワードベースの監視を行い、問題があった場合はすぐに全国の拠点へ連絡し、すぐさまアクセスが封鎖されます。
また、監視対象のドメインの場合は、Aレコードの向き先を常に追跡し、変更された場合はすぐにフィルタが行われます。
たとえば、警戒対象のキーワードがマッチすると、早い場合には数分後にフィルタが行われるため、ほぼ確実にアクセスは封鎖されることになります。

最近では、フィルタリングの傾向を中国内のホスティング会社が追跡し、自社で同様の対策を行って、ブロックされることが無いような対策を取ることも増えてきました。もちろん、海外にあるサーバとは違って、中国内から中国内へのアクセスについてはすぐさま封鎖されることも無いようですが、国際ゲートのみならずアクセス集約ポイントで封鎖する態勢がすでに整っていますし、悪くすれば公安が直接やってくることになるので、やはり敏感にならざるを得ないようです。
すなわち、ホスティング会社が国のブロックに加担せざるを得ない状況が醸成され、フィルタと言論統制のシステムは、極めて正確で充実したものとなってしまっている状況です。

社会主義には無いような自由があるようにみえても、体制批判、チベット問題、アダルトには、驚くほどに確実な体制が敷かれ、とてつもなく深い黒い影を垣間見たように思いました。

上海の街もデモが嘘のように平静を取り戻しているのは先日書いたとおりですが、唯一領事館だけは無残な姿を晒しており、あまり愉快な気分になれる状況ではありませんでした。
ホテルの近くであることから、通りがかりに見たのですが、報道されているそのままの壁面が露出し、デモの雰囲気をまったく感じさせない周囲の様子との対比が、暴徒化の怖さを見せ付けられる思いです。

下の写真は、通りがかりに遠目から取ったものですが、夜御飯の後で様子を見てみると、まばらな警官の奥ではっきりとペンキなどでの攻撃跡が見える状況でした。
中国では報道されていないデモと対比させて、通りがかり人々は、この館をどのような思いでみているのでしょうか。
非常に残念なことです。謝罪の一言も出ないということに、基本的な礼節という観点から、理解が出来ません。

※写真は、1枚目が遠景で、2枚目がズームですが、2枚目はぶれてしまっています。
1枚目はクリックすることにより拡大しますが、道路側にあたる左のほうに汚れが目立っています。
 20050421-china2.jpeg

20050420-kix.JPG今日から中国に出張ということで、上海にやってきました。
街はといえば、いつもどおりの様子で、デモなどは無く、きわめて平穏です。
日本料理店も営業しているし、「日式」の看板も至る所に堂々と貼られています。
ただ、いつも泊まっているホテルは虹橋地区で、上海の総領事館の近くなので、不安が無いといえば嘘になりますが、護衛もいるので大丈夫でしょう。
ちなみに、現地の方は、「先週末に虹橋地区でのんびりしていると、とてつもなくたくさんの集団が横切って行って、騒いでいた」と話していました。最初は何事かと思ったようですが、すぐに事態は理解できたそうです。

しかし現地では、デモがあったことなど嘘の様に、都市が動いています。
ただ、テレビの報道では、自制するようにと流れたそうですが。

ちなみに、現地の方の携帯メール宛に、上海の公安当局から、一斉メールで「デモは認可されていない」旨の連絡が届いたそうです。

http://www.asahi.com/special/050410/TKY200504160081.html
>上海市では、携帯電話のメールでも公安局の見解が流された。

って、公安当局がメールアドレスをなぜ知っているのかという疑問はさておき・・・。

20050420-china1.jpeg20050420-china2.jpeg
上海の車窓と、夜に食べた唐辛子まみれの鶏肉料理

今日は、営業部の副部長と、今回新しく入った後任のマネージャーを含む4人で、近所の「さかなや」へ飲みにいきました。
明日出張だというのに、かなり飲みすぎた感じです。

明日朝早いのに、大変だ。

上海の現地スタッフに状況を聞いてみましたら、いつもどおり街は平穏なようです。
そもそも、上海といっても広いので、あまり中国の報道機関が反日デモを伝えていない状況では、多くの市民がデモがあったことを深く捕らえていないようです。

ただ、下町などで、プチ右翼的な勢力に出会ってしまうと、殴られたり追い掛け回されたりする状況もあるようなので、行動は気をつけないといけないでしょう。
リニアモーターカーに乗ってみたいのですが、今回も無理そうです。

20050418-india.JPG今日は、新たなインド料理屋の開拓に行きました。
今までの記事でも書きましたが、うちは夫婦揃ってインド料理好きで、良く食べに行きます。
今日は、近所にインド料理屋を見つけたため、行ってみました。

中央大通り沿いのミルチ・マサラという店でしたが、タンドリーチキンがとてもおいしく、カレーも満足いく店でした。日曜日も空いているようなので、しばらく通いになるかもしれません。;-)
ちなみに右の写真は、同じキングフィッシャーなのに違うラベルだったと言うことで、珍しくて撮ってみました。

今日は役員会でした。
新年度初めての会ということで、予算の策定やら、前期の分析やらを中心に、いろいろ話し合いを行いました。

最近は、データセンターの売れ行きが好調で、ラックの増設が相次いでおり、またサーバの出荷も多いことから、機器調達と設備設計の体制をさらに整備していく必要がありそうです。

上海でも反日デモが発生し、暴力行為まで発展したようです。
そもそも、上海に戸籍のある中国人は、裕福な人が多く、このようなことをするようには思えないのですが、地方から出てきている労働者や学生がたくさんいるという話は以前から現地スタッフに聞いたことがあり、おそらくはそのような人たちの不満が日本に向いてしまったのでしょう。
これは、マスコミが報道している内容と、同じような意見でもあります。

ただ、商都である上海でこのようなことが発生すると、中国側が利することは全くと言ってもいいほど無いはずで、この後どのように中国が出てくるのか、興味深いところです。
とりあえず、来週の出張が心配ではありますが、そのような所には近づかず、空港、会社、ホテルから外に出ないように対策をすることが重要でしょう。
どうも、襲われた日本人もデモを見てた人のようで、「自己責任論」が叫ばれる中にあって、やはり自己責任を考え、行動しなければなりません。襲われた人は気の毒ですが、デモを見たら逃げるくらいの、意識は持っていたほうがよさそうです。
情けない話でありますが、それが現実ですから。

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今日は、家から中ノ島の方まで散歩に行きました。
最近運動不足なので、せめて近場でも散歩をしなければと思っています。ウォーキングによる有酸素運動は健康にいいと聞きますから。;-)

写真は、大阪証券所ビルです。
中ノ島のバラ園から撮影しました。

専用サーバで使用していたEfficeonサーバですが、このままいくと近いうちに在庫がなくなってしまう危機が近づいてきたため、やむなく募集停止することとなりました。
最初は、かなり大量に発注したため、かなり心配はしていたのですが、結果的には交換用の予備を残して、ほとんどが出荷できそうな状況です。

さくらの専用サーバについても、新しいCPUでのプランを発表していますので、ぜひご覧ください。

http://museum-web2.sakuraha.jp/19990125102957/news/20050408-001.news

かなりがんばって、スペックアップも行ったので、コストパフォーマンス的にはかなり高いのではないかと自負しています。

最近荒れている中国ですが、とりあえず出張の予定を変えるのも大変なので、チケットを取りました。
東京出張の際によく利用するJALにしようかと思いましたが、イメージが悪いのでANAにしました。

ちなみに、今回は初めてeチケットを利用。マイルも溜まるようなので、結構よさそうです。
チケットもメールにてPDFが送られてきて、印刷するだけで済むようです。
ただ、チェックインしないといけないのであれば、利用者側のメリットはマイルが多いくらいしかないんじゃないでしょうかね。

うちの家にはたんすがありません。
しかし、夫婦二人で暮らしていると、スーツの収納も必要ですし、服の量も増えてきます、
ということで、今日は大阪南港にまで足を伸ばし、買い物と併せてiDCの大塚家具(iDCというと職業柄データセンターを連想してしまう・・)へ行きました。
結局、府中の桐製たんすが安くあったので、購入してしまいました。

ところで、久しぶりに南港に行きましたが、涼しげな海の風が、とても気分を良くしてくれました。
早く、OTS線の料金が値下げすればよいのですが・・・。

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中国で、デモが活発になっているようです。
上海への出張の予定が入っているので、程々にしてもらいたいものですが、大使館への投石まで始まり、どうにもならない様子。このまま、継続しないことを願います。

しかしながら、大半の人はただの野次馬なのでしょうが、右翼的勢力が煽ることによって、先鋭化していった状況が、容易に想像できます。
日本にせよ中国にせよ、これだけ右翼的な勢力が前面に出てくると、悲劇的な結果にもなりかねず、早期の収束に両政府の最大限の努力が必要不可欠であることは、疑うべくもありません。

突然、明日の朝に渋谷で打ち合わせが入り、東京へ行かないといけない状況になってしまいました。
ただ、病み上がりで明日の早朝から出発するのは大変なのと、東京から来てた某君が夜行で帰りたそうにしていたのとで、急行銀河で向かうことにしました。

夜行にのるのも久しぶりですが、結構のった回数は多いし、よく寝れる方なので、ソリューションとしては悪くありません。
とりあえず、そろそろ出発しましょうかね。

インフルエンザの高熱が嘘のようにひき、37度くらいに下がりました。
ただ、今日は会社は休みを頂き、休養することにしました。(うつしたら、あきませんしね)
そして、休日急病診療所は1日分しか薬を処方してくれないので、近所の診療所へ向かい、再度タミフルを処方してもらいました。

その後、経営会議に出るために少しだけ顔を出しました。
新年度に入り、いろいろ決めないといけないことが多いので、大変です。

とりあえず、明日も休みを頂いて、水曜日から行くことにします。

今日は、朝からとてつもなくだるく、熱をはかると40度近くになっていました。
どうにもこうにも耐えられないので、大阪市が設置している日曜日も診てくれる「休日急病診療所」に行きました。
その結果、インフルエンザにかかったことが判明し、最も良くない状況となってしまいました。
とりあえず、尻に熱さましのとても痛い注射をされ、インフルエンザの特効薬とやらの「タミフル」を渡されました。
しんどいので、寝ていようと思いますが、寝たらのどが痛いし、起きたら体が痛いし、とにもかくにも、寝ます。

今日マンションギャラリーに行っている時から、どうも調子が悪く、家に帰って熱をはかると、少々熱がありました。
この流れだと、たいがい風邪をひくという王道に乗っかってしまうことになります。
とりあえず、さっさと寝て、治さないといけません。

今日は、マンションギャラリーの見学に行きました。
というのも、いまの家は賃貸なのですが、分譲のものを借りていて、それも新築に近いため家賃が結構高いのです。そのため、いつも周りの人から声をそろえて「買え」と迫られ、とりあえず調査と思い、行ってみました。

そもそも、一戸建てにするかマンションにするかということと、郊外にするか大阪市内にするかという、2つの大きな条件があって、常に迷うのですが、今回も大阪市内のマンションをターゲットとしてみました。
というのも、夫婦二人とも大阪市内に勤務し、夜も遅くなることが多く、休日に出勤することも多いとなると、大阪市内のほうが何かと便利だからです。また、一戸建てについては大阪市内の場合には、土地代の問題から細い3階建てになることが多く、2人暮らしには使い勝手が悪いということからでした。

結局今回は天王寺に新築中のタワーマンションを見に行くことに。
さすがに、最近のタワーマンションはグレードが高く、パースを見るとホテルのようでした。
そもそも、タワーマンションの場合は、縦に積み上げているため、土地の割りにたくさんの世帯がすむことが出来ることから、共用部分の質が高くなっています。たとえば、最近は高層部に共用の無料ラウンジなどが備えられ、まさしくホテルさながらの環境を提供してくれます。
また、地震の多い日本においては、地震対策が重要となりますが、2000年以降に企画されたものはほとんどが免震構造になっており、加えて今回のマンションは風揺れを抑えるためのダンパも付いているため、よく言われる超高層ビルの問題点は、多くの点でクリアされているようです。
さすがに、これだけたくさんの超高層ビルが建てられている昨今では、だいぶこなれているなというのが印象でした。

ちなみに、公庫の35年ローンで計算すると、修繕積立金と管理費を含めて、今の家賃とそれほど変わらないようです。もちろん、今と違って通勤費が必要になりますが、ローン控除を加味するとむしろ低くなりそうでした。
ただ、35年ローンは金利で元本が2倍近くになってしまい、且つ長期修繕計画によると将来は若干の負担増もあるようなので、総合的に考えてみなければなりません。

難しいところです。

自己紹介

本名:田中邦裕/1978年生まれ
1996年にさくらインターネットを創業しホスティングサービスを開始。 98年に有限会社インフォレスト(2000年に解散)設立後、翌年にさくらインターネット株式会社を設立して社長に就任。
05年に東証マザーズに上場
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