Outlook Express 6
さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバ、さくらのメールボックスで作成したメールアドレスは、各種メールソフトでも送受信することができます。ここでは、Outlook Express 6での設定方法について説明します。
前提条件・設定例
前提条件
- このマニュアルはWindows版 Outlook Express 6のバージョン番号6.00.2600.0000での設定方法を解説しています。
- ソフトウェア本体に関するお問い合わせやソフトウェアの不具合に関するお問い合わせは、ソフトウェア付属の解説書やヘルプ等をご確認の上、ソフトウェアの製造元にお問い合わせください。
- メールソフトの設定をする前にメールアドレスを作成する必要があります。
- お客さま保有の独自ドメインをご利用になる場合は、サーバコントロールパネルからドメインを追加する必要があります。
- 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」のメールをご用意ください。
- サーバへの接続に用いるソフトウェアは、配布元が提供する最新安定版であることをご確認ください。
設定例
- 利用サービス:さくらのレンタルサーバ スタンダード
- 初期ドメイン:example.sakura.ne.jp
- メールアドレス:mail@example.sakura.ne.jp
※ 上記は本マニュアル中での例です。お客さまが設定される際は、お客さまの情報に置き換えてご確認ください。
新しく設定する(新規ウィザード)
Outlook Express 6の起動
Outlook Express 6を起動します。
新規ウィザードの起動
『 ツール(T) 』から『 アカウント(A)... 』をクリックします。
『 追加(A) 』ボタンを押し、『 メール(M)... 』をクリックします。
インターネットアカウントの設定
「 名前 」画面で『 表示名(D) 』に、このアカウントを識別するお好きな名前を入力します。
「 インターネット電子メール アドレス 」画面で『 電子メールアドレス(E) 』に、『 メールアドレス 』を入力します。
「 電子メールサーバ名 」画面で以下の項目を設定します。
※ IMAPで設定される場合は、POP3をIMAPに置き換えて設定してください。
受信メール サーバの種類名(S) | POP3 あるいは IMAP |
---|---|
受信メール(POP3 または IMAP)サーバ(I) | 初期ドメイン(※1) または @以後のドメイン(※2) |
送信メール(SMTP)サーバ(O) | 初期ドメイン(※1) または @以後のドメイン(※2) |
- ※1 「初期ドメイン」とは、サーバの登録完了時にあらかじめ付与されている契約ドメイン名です。 さくらインターネット保有のドメインにサブドメインを付与した形でお渡ししています。 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」を確認してください。
- ※2 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用で、 初期ドメイン以外のドメインで利用するメールアドレスの場合は、「@以後のドメイン」(アクセスできるドメイン)を入力してください。
「 インターネット メール ログオン 」画面で、以下の項目を設定します。
アカウント名(U) | メールアドレス |
---|---|
パスワード(P) | メールパスワード(※3) |
- ※3「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用の場合は、 「ユーザパスワード」を入力してください。
「 設定完了 」画面が表示されます。メールアドレスの基本的な設定が終了しました。
詳細設定
『 ツール(T) 』から『 アカウント(A)... 』をクリックします。
[STEP 3]で作成したメールアカウントを選択し、『 プロパティ(P) 』ボタンを押します。
プロパティ画面が開きます。『 サーバ 』タブをクリックし、『 このサーバは認証が必要(V) 』にチェックします。
『 詳細設定 』タブをクリックし、『 送信メール(SMTP)(O) 』を『 587 』に変更します。
注意事項
- ご利用プロバイダが、「 Outbound Port25 Blocking 」に対応していない場合は、送信メール(SMTP)のポート番号は『 25 』のままで送信が可能です。
『 OK 』ボタンを押します。
メールアカウントの設定が完了しました。
送受信のテスト
新しくメールを作成し、作成したメールアカウント宛にメールの送受信を行います。
エラーが発生しなければ送受信のテストは完了です。
既存の設定を変更する
Outlook Express 6の起動
Outlook Express 6を起動します。
アカウント設定内容の変更
『 ツール(T) 』から『 アカウント設定(A)... 』をクリックします。
変更したいメールアカウントを選択し、『 プロパティ(P) 』ボタンを押します。
プロパティ画面が開きます。変更したい項目のタブをクリックし、設定されている内容を変更します。各タブでは、以下内容を変更することが可能です。
全般 タブ
- メールアカウント
- ユーザ情報(名前・会社)
- 電子メールアドレス
メールアカウント | このアカウントを識別するお好きな名前 |
---|---|
ユーザ情報 | このアカウントで利用する名前や会社名 |
電子メールアドレス | メールアドレス |
サーバー タブ
- 受信メール サーバーの種類
- 受信メール(POP3)
- 送信メール(SMTP)
- アカウント名
- パスワード
- このサーバは認証が必要
※ IMAPで設定される場合は、POP3をIMAPに置き換えて設定してください。
受信メール サーバーの種類 | POP3 あるいは IMAP |
---|---|
受信メール(POP3) | 初期ドメイン(※1) または @以後のドメイン(※2) |
送信メール(SMTP) | 初期ドメイン(※1) または @以後のドメイン(※2) |
アカウント名 | メールアドレス |
パスワード | メールパスワード(※3) |
このサーバは認証が必要 | チェックする。 |
- ※1 「初期ドメイン」とは、サーバの登録完了時にあらかじめ付与されている契約ドメイン名です。 さくらインターネット保有のドメインにサブドメインを付与した形でお渡ししています。 「仮登録完了のお知らせ」あるいは「登録完了のお知らせ」を確認してください。
- ※2 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」あるいは「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用で、 初期ドメイン以外のドメインで利用するメールアドレスの場合は、「@以後のドメイン」(アクセスできるドメイン)を入力してください。
- ※3 「さくらのレンタルサーバ ビジネス」「さくらのレンタルサーバ ビジネスプロ」「さくらのマネージドサーバ」をご利用の場合は、「ユーザパスワード」を入力してください。
詳細設定 タブ
- 送信メールサーバのポート番号
送信メール(SMTP) | 587 |
---|
内容を変更し、『 OK 』ボタンを押します。
注意事項
- ご利用プロバイダが、「 Outbound Port25 Blocking 」に対応していない場合は、送信メール(SMTP)のポート番号は『 25 』のままで送信が可能です。