今までβ版として提供させていただきました「新コントロールパネル」ですが、本日より正式版の提供を開始いたします。これに伴いまして、本日より標準のコントロールパネルが新コントロールパネルとなります。

【新コントロールパネルの使用方法について】

新コントールパネルのご利用方法については、サポートサイトにマニュアルをご用意しております。こちらをご覧ください
http://support.sakura.ad.jp/manual/cloud/newbasic/

【新しく加わった機能などについて】

以前にご連絡をした通り、新コントロールパネルでは下記の機能が加わっております。
 
○パケットフィルタの搭載
○リモートスクリーンがiPadに対応
○「クローン」によるサーバ複製
 
詳細については下記のリンクをご確認ください。
さくらのクラウド、新コントロールパネル β版の公開につきまして
新機能「パケットフィルタ」について

【旧コントロールパネルを継続してご利用される方について】

 
旧コントロールパネルを継続してご利用されたい方は、新コントロールパネルの「旧コンパネに戻す」というボタンをクリックしてください。これで旧コントールパネルをご利用できます。
 
※ 旧コントロールパネルでは「パケットフィルタ」や「クローン」などの一部はご利用できません。
※ 旧コントロールパネルの提供期間は2013年3月末までを予定しております。

【皆様からのフィードバックをお待ちしております】


 
新コントロールパネルでは、より良いコントロールパネルを目指すため皆様からのフィードバックのお待ちしております。右下の[+]ボタンにマウスポインタをあわせてください。そうすると「フィードバックまたは問題を報告」という表示がでます。こちらをクリックすると「フィードバックを送信」という表示がでます。
 

 
この表示が出ている段階で、不具合が生じている表示部分をドラッグして囲み「プレビュー」をクリックしてください。不具合が生じている部分の画面キャプチャーと問題部分のメッセージを送ることができます。何か不具合・フィードバックがありましたら、こちらから送信してください。
 
 

本日「さくらのクラウド」ではCentOS 5.9のパブリックアーカイブ、ISOイメージを追加いたしました。
 
追加したパブリックアーカイブは下記の通りです。
 

○パブリックアーカイブ

[20GB/100GB]
CentOS 5.9   (64bit)
 

○ISOイメージ

CentOS 5.9  (32/64bit)
 
 

本日、さくらのクラウドで公開している「クラウドAPI」をリニューアルいたしました。この「クラウドAPI」を利用すると「さくらのクラウド」のコントロールパネルを介さず、お客様のプログラムから「さくらのクラウド」をコントロールすることができます。
 
さくらのクラウドでは、サービス開始当初から各種APIを公開しておりましたが、今回のリニューアルでは、さらに下記のようなAPIをご利用いただけるようになりました。
 
・サーバ関連API
・ディスク関連API
・スイッチ関連API
・ルータ関連API
・設備関連API
・商品関連API
 
※今回提供されるAPIの詳細やドキュメントについては「さくらインターネットデベロッパーセンター(http://developer.sakura.ad.jp/)」をご覧ください。
 
リニューアルされた「クラウドAPI」より、当社のコントロールパネル以外のプログラムやコントロールパネルからでもサーバやディスクの増減など、より自由に「さくらのクラウド」のインフラリソースをご利用いただけるようになります。
 
また、当社では、データセンターサービスの将来ビジョンとして物理と仮想のリソースを一元的に管理でき、APIを介してコントロールできる「プログラマブルデータセンター構想」を掲げております。今後もAPI関連の機能追加、ドキュメントの公開、説明会の開催を通じて、プラットフォーム事業者様との連携を図り、より一層充実したサービスを目指して参ります。

本日「さくらのクラウド」で利用できるパブリックアーカイブを追加いたしました。追加したパブリックアーカイブは下記の通りです。

○パブリックアーカイブ

[20GB]
FreeBSD 9.1 (ide/virtio対応) 64bit

[100GB]
FreeBSD 9.1 (ide/virtio対応) 64bit

○ISOイメージ

FreeBSD 9.1 (ide/virtio対応) 64bit/32bit
Vyatta Core 6.5R1(6rd対応) 32bit

新コントロールパネルの公開と同時に新機能「パケットフィルタ」の追加を行いました。現在β版としてご利用いただけます。こちらにて使用方法の手順についてお知らせいたします。
 

1. 新コントロールパネルに移動

 
新機能のパケットフィルタは新コントロールパネルにのみ実装されています。パケットフィルタをご利用される場合は新コントロールパネルへ移動してください。
 

2. パケットフィルタ管理画面の表示

 
メニュー上部の「ネットワーク」、左の2階層目のメニューより「パケットフィルタ」を選択します。

 

3. パケットフィルタの作成

 
画面左側の「追加」ボタンをクリックし、パケットフィルタを新規に作成します。
 

 
表示される入力フィールドの「名前」(必須)、「説明」(任意)に情報を入力後、画面左側の「作成」ボタンをクリックします。確認画面が表示されるので、間違いがなければ「作成」ボタンをクリックし、作成を完了します。
 

 

4. 作成したパケットフィルタの確認

 
作成後、再度パケットフィルタ管理画面を表示すると、作成されたパケットフィルタが追加されます。
 

 
作成したパケットフィルタをダブルクリックすると詳細画面が表示されます。
 

 
この画面の「編集」ボタンをクリックすることで、「名前」や「説明」などの基本情報の編集ができます。
 

5. パケットフィルタのルール編集

 
4の画面内の「ルール」タブをクリックすることで、パケットフィルタのルール編集をすることができます。
 

 
ルールリスト右下の「追加」ボタンをクリックし、ルール追加画面を表示します。
 

 
この画面の各入力項目について説明します。
 
- プロトコル
「tcp」、「udp」、「ip」のいずれかを選択します。「ip」はtcpやudp、icmpなどすべての上位プロトコルにマッチします(フィルタ対象のフレームはIPv4のみとなります)。
 
- 送信元ネットワーク
フィルタ処理を行う送信元のネットワークを指定します。単一のIPアドレスのほか、ネットワーク範囲(192.168.0.0/24や192.168.0.0/255.255.255.0など)での指定も可能です。
 
- 宛先ポート
フィルタ処理を行う宛先ポート番号を指定します。入力値は1~65535の範囲の整数、もしくは「*」(ワイルドカード)が指定可能です。なお、プロトコルで「ip」を指定した場合、入力できません。
 
- アクション
フィルタ処理にマッチした場合に「allow」(許可)するか「deny」(拒否)するかを選択します。
 
各項目に入力後、「追加」ボタンをクリックします。確認画面が表示されるので、問題がなければ「はい」をクリックし、作成を完了します。
 

6. ルール追加後のリスト

 
ルールを追加すると、作成したパケットフィルタのルールリストの最下部に追加されていきます。ルールは上から下の順に評価され、マッチした際にフィルタ処理が行われます(マッチしなかった場合はallow動作となります)。
 

 
ルールのリスト各行の左側には4個のアイコンが表示され、それぞれをクリックすることで以下の操作を行うことができます。
 
- 鉛筆アイコン
フィルタのルールを編集します。
 
- ↑アイコン・↓アイコン
該当のルールを上または下に移動し、評価順位を変更できます。
 
- ×アイコン
ルールを削除します。
 

7. パケットフィルタをNICに適用する

 
これまでの手順で作成したパケットフィルタをサーバに接続されているNICに適用します。これにより該当のNICでパケットフィルタが有効となります。
 

 
サーバ一覧画面より、パケットフィルタ機能を付与したいNICを持つサーバをダブルクリックで選択します。なお、NICへのパケットフィルタ設定時はサーバが停止状態である必要があります。
 
「NIC」タブをクリックしNICの詳細画面を表示すると、今回の新機能である「パケットフィルタ」の項目が追加されています。
 

 
パケットフィルタの割り当てが行われていない場合は「未割当」と表示されるので、ここをクリックします。
 

 
編集画面が表示されるので、ここで作成済みのパケットフィルタを選択します。
 
設定が完了すると、先ほどのNIC詳細画面でパケットフィルタが設定されます。
 


 
ぜひ新コントロールパネルと共にパケットフィルタをお試しください。

 
 

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